第60章 穏やかな日常
・救おうとした結末
沢田母「!」
ドスッ!!
病室
沢田「母さん!!」
沢田母「…あの人を…許してあげてね…」
沢田「こんな時に何言ってんだよ母さん!!」
沢田母「だって……あの人…泣いていたから^^」
ピーーーーーーーー
沢田「かっ…母さん!!!!」
涙に濡れる中…何とか母を刺し殺した犯人を捕まえようと奔走する。
訳なのだが…
その日、一日は涙に暮れ…それもままならず、次の日から動き出したのだった。
リボーン「何かしら繰り返さないようにした方がいいぞ?
ツナ」
沢田「?何言ってんだよ、リボーン」
リボーン「これ見ろ」
沢田「全部当たってるう!?・・;
何それ!!?;占い!!?」ガビーン!!
リボーン「…俺を…地獄行きから救う為の道標書だ」
沢田「え?…それとこれと、どういう関係が」
リボーン「ツナ…お前は死後、地獄へ落ちる」真剣
沢田「!!
な…何の冗談だよ?;」
リボーン「…お前、白蘭を殺したこと…悪いと思ってないんだってな?
殺され屋モレッティの時、覚えが無くても自首しようとしてたのにも関わらず」
沢田「そ!
それとこれとは別だろ?!
第一、世界を混乱に陥れた白蘭だぞ!!?」
リボーン「……お前…同じことしてるぞ?」
沢田「は!!?」
リボーン「…その殺しという行為…それは…
ママンがされたのと、全く同じ行為だろ?」
沢田「で、でも未来の為にはそうするしかなくって」あせあせ
リボーン「その殺した当時、お前の頭にそれはあったか?」
沢田「!!」
リボーン「あの時、お前の頭にあったのは…
ユニが殺されたことへの怒り、それだけだっただろ?
殺すしかねえって悩みも葛藤も、それまでもその時にも一切微塵も無かったじゃねえか」
沢田「そ…それは……
そうだけど」俯←複雑
リボーン「怒りのままに殺すなんてことは、ガキでもできるぞ?
ナイフさえ持てばな。
幼稚園児でもできちまう」
沢田「どうせ俺はまだガキだよ!!」
リボーン「…川崎事件の犯人みたいだな」
沢田「え?」
リボーン「自分にとって悪人なら、殺してもそれは間違いじゃないと捉える所が、感性が全く同じだ。
世界を混乱に陥れる奴だとしても、命を奪ったのは変えようがねえだろう?」
沢田「それは…
(母さんにしたことと…同じ?」