第9章 Lv.7
昨日の探索の報告済ませてないからギルドいかないとだなあ;
ケイト「あのー…報告ってしてましたっけ?;エイナさん;」
エイナ「ケイトちゃん!大丈夫!?泥だらけだったけど!;」ずいっ!
ケイト「えっと…大丈夫です」
ギルドの職員さんに話してみた所、無事に報告していたらしい。
ケイト「すみません。記憶が曖昧で報告したかどうか怪しかったもので;」
エイナ「大丈夫よ。ちゃんと報告してるし、気にしない気にしない^^♪」
ロキ「それと報告や。昨日のあの戦いでな、うちのケイトがLv.7なったわ」
エイナ「……え?;
すみません、もう一度;」
ロキ「そやから、ケイトがオッタルと死闘して勝ってLv.7なったわ」
エイナ「……
えええええええええええええええええええええええええ!!!!!??」
理解するのに6秒要したらしい、そんなこんなで…Lv.7にランクアップしたことが他に知れ渡った。
ケイト「えっと…先にバベルの塔行ってきてもいい?;」
ロキ「あかん(きっぱり)
魅了使われて骨抜きになったらどないすんねん」
ケイト「えっと…状態異常系は効かないよ?;精霊寵愛のお陰で」
ロキ「知っとるけどあかん。昨日の今日やで?
殴り込みやと思われたらどないすんや」
ケイト「うーん…わかった;」
慌てふためきまくっていて冷静な判断を取れないエイナさんの様子を前にして
逃げたい衝動に駆られながらもきちんと説明することにした。
ただし、『合意の上での私闘』ということに変わったのは言うまでもない。
そうでなければ闇討ちという認識を取られることになるだろうからとのことだ。
それからフィンからの伝言を忘れないようにしないと!
『歌詞一つ!』←歌詞ではなく貸し