第59章 承継人
男だったら、綱吉という名前にするつもりだったらしい。
女だった為…話し合った結果、ケイトと決めたそうだ。
再び店での食事に戻る。
ケイト「…」もぐもぐ
山本「にしてもすっげぇ威力だったな。
傷も古傷も一瞬で治すなんて」
『聖女…』
リング争奪戦の時、私がした皆や物質への治癒に対し…
それを成し遂げた私に対し、そう言われたらしい。
獄寺「10代目だからな!」えっへん!!
リボーン「何でお前が偉そうにしてんだ」
獄寺「い、いや!つい//」
リボーン「ま、あれだけの威力は出せて当然だろ。
第一…雲雀との応接室での戦いで、初めて炎を出した時から←2276ページ参照
ずっと生命エネルギーの体外への分散を必死で押さえ込んでたんだ。
こいつ、寝る間も惜しんで分散する生命エネルギーを炎へ変換してたからな。
よだれ垂らしてイビキかきながら」
ケイト「個人のプライバシーばらすな!・・;」
獄寺「炎があんなにでかいのは覚悟だけじゃなく、その日々の積み重ねなんすね!」
山本「流石ケイ!」
リボーン「純度が高過ぎる上にでっかいのは、覚悟の質の違いもある。
調和も、修業と研究で知った」
獄寺「俺も使えるようになればお力に…
あ!)
ですが10代目…自分には使えないんすか?;
いつまでも怪我したままじゃ、あいつら気を使うでしょう?;」ひそひそ
ケイト「……;」たらーり
リボーン「こいつはな、自分のことに使ったらその分減っちまうから自力で治したいんだと」
獄寺「何で俺達には迷いなく使うのに自分の為には使わないんすか!!;」
京子「?何?手品?」
ケイト「え?;いや、その;」おろおろ
山本「そうそう!
ケイは手品がうまくってな!^^
今から怪我を治すって」
ケイト「え!!!?;」
『おおー!!』拍手喝采
獄寺「ナイスだ野球馬鹿!b」ぐっ!
山本「b」にっ!&ぐっ!&ウィンク
雲雀「群れが増えてる…」イライラ←群れの中にいると蕁麻疹が出る人
ケイト「その…;(あせあせ)
(思いっきり逃げ所断ち切られた!!;」
リボーン「安心しろ、ケイ。
今日この店は貸し切りだ。
で、肝心の従業員への隠蔽だが…」
骸「くふふ…既にしてありますよ」ふっ
獄寺「どっから湧いて出た!?;」ぎょっ!
霧の炎と共にどこからともなく出現した;