第58章 堕天
レフィーヤ「あ…あの、アイズさん?;」たらたら
アイズ「大丈夫…私が目一杯修業を付けるから!」キラン
レフィーヤ「目の色変わってますよアイズさん?!;」ぎょっ!
アイズ「…頑張ろうね!」ぐっ!!
レフィーヤ「違います!//;」瞑目
アイズ「え?」首傾
レフィーヤ「いえ、その;
確かにそうなんですけどそうじゃないというか;」あわあわ
アイズ「…?
言っている意味が、よくわからない…」
レフィーヤ「えっと…ですから、そのですね」ちらっ←ケイトへ助けを求め視線を送る
ケイト(私には無理)腕ばってん&首を横に振る
レフィーヤ「!!!?;」ガーン!!!←絶望と驚愕の顔
リヴェリア「やれやれ…はあっ」嘆息&腕組&瞑目←助け舟を出す為に歩み寄る
ケイト「あのさ…フィン…」
フィン「ん?」
ケイト「口直しにキスと抱き締めてもいい?」
フィン「いつでもいいよ」さっ(両腕広げ)&微笑←心なしか笑みが輝いている
ケイト「早いよ!;」さっ!&ぎゅむぅううっ!!!&ちゅうううっ!!
フィン「……君が言えた口かい?^^;」
ケイト「ご尤も」ふんすふんす
フィン「…そんなに…(困惑&苦笑)←笑みが引き攣っている
臭いでもあるのかな?;」ぼそ&汗←こっそり自分の服の臭いをかぐ
ケイト「あるよ!フィン成分!!(すんすんすんすんっ!!)
世界最高の落ち着く芳醇とした香り!」
フィン「…寧ろどんな香りなのか形容して欲しいんだけれど…^^;」
ケイト「いい香り!」すんすん!&ずいずいっ!←減り込む勢いで顔を押し付けてる
フィン「だから…もう少し、具体例をさ;」たじたじっ
ケイト「愛の匂い!!」
フィン「だから…ケイト?^^;」
ケイト「フィンの汗の匂い!!!」
フィン「…;
僕の汗の匂いがそんなにいいものだとは到底思えないんだが;」
ケイト「好き!!」
フィン&ケイト『ケイト?;&愛してる!!』
ケイト「もう何も考えられない!!!!」ふんふんふんふんっ!!
その言葉に…僕もまた同じ現象に陥ったことがあるのもあってか、ようやく理解が及んだ。
好きな人だから、匂いも温もりもその全てが丸ごと好きなのだ。
感触も、肌の滑り具合も、汗でも何でも…
どれ一つをとってもそれごと好きで、愛していると想ってしまう。
それが恋なのだ――どうあっても抗えない程の