第56章 プール大会
フレイヤ「ロキを外せばいいじゃない」
ロキ「はあっ?!ふざけんな!!;」
フレイヤ「でも私へ渡すまいとするただの対抗心だけでしょう?」
ロキ「それだけちゃうわ!そんな生半可な想いじゃないわ!!」
ケイト「だから…アルテミスはいい人(神)だから、大丈夫だから;」
『そういう問題じゃない!!!・・』
ガレス「わしは別に構わんが」
アイシャ「私も構わない」
椿「ん?増えるのか?別に構わんぞ?」
アスフィ「反対です!
ただでさえ2人きりの時間が少ないのにさらに減ってしまうではありませんか!!:」
リュー「同感です。是が非でも止めるべきかと」
リヴェリア「ああ。私も同感だ」
アイズ「こくこく!!!」←必死に頷いてる
フィアナ「私は別に構いませんよ?」
ティオナ&アーニャ『よくない!!&ダメニャ!!』
フレイヤ「私はケイトがいればそれでいいわ。
家族関係になれたのだから…それ以上は贅沢だもの^^//」ふふっ&うっとり
ロキ「ホンマ変わったな。べた惚れしおって;」
オッタル「フレイヤ様が幸せならば」
ロキ「自分ホンマそればっかりやな;」
フィン「毎度のことながら…君(オッタル)の一途さには感服すら覚えるよ^^;」
苦笑する中、渋々ではあるが…
唯一の例外として受け入れる体制が整えられつつあった。
アルテミスだけでなく、その眷属からの嘆願もあってのことで…止む無くである。
各々がそれぞれの夜を過ごす中…
闇夜に溶け込んだ一つの思念が呟いた。
?『長かった……
闇の暴走こそ食い止められはしたが…ようやく、これ程までの闇の力を手に入れた。
ブランシェへ食われた時はどうなることかと思ったが…
期せずしてケイトの中へ紛れ込み、ここまでに闇を増幅することができた…
暴走しかける今日まで、事ある毎に闇に飲まれさせようとし続けたが…まあいい。
次の器も決まっている…闇の黒い炎を宿した、いい器だ(黒笑)
さて……破壊のショーを始めよう』にやり
ケイトが暴走しかけたことで体外へ出た黒い闇…
神という身体を喪ったはずの、ある意思…
終末神とは違うそれは静かに歩み寄り、その場にいたケイトと親しい闇の深い者へと取り憑いた。
時機を見計らっていたことなど当時の僕らは知りもせず…ただ一日の終わりまで平穏な時を満喫していた。