第55章 事件
自宅の中でぐらい、普通の人の能力でもいいよね♪
不壊属性の服を着てるんだし。
そう考えながら朝食をアルとディと共に済ませ、リビングでまったりとソファーに横たわっていた。
ピンポーン♪←インターホンの鳴る音
ケイト「はいはーい」
ガチャ
アイズ「…来たよ」キラン
ケイト「あ…領主邸宅から?;」
アイズ「こくこく!!」二度頷
ケイト「えと…いらっしゃーい^^
今日はアイズの曜日?」
門を開けると自然と玄関まで入ってきて、頷きながら教えてくれた。
アイズ「頷)うん……
本当なら…リヴェリアも一緒なんだけれど」
ケイト「あー、遠征の会議か。
フィンもちょうど、その為に出ていったみたいでね?
書き置きがあって、そう書いてあったんだ」
アイズ「!!」キラン
ケイト「?どうしたの?」きょとん
アイズ「一人占め…!!(何でもない」
ケイト「逆になってるよ?!;
胸中と言葉が!;」
アイズ「?!;」←今気付いた
ケイト「それと…学び舎が休みだから、アルとディがいるよ?;」
アイズ「!!?;」ガビーン!!←とってもショックを受けている
ピンポーン♪
アイズ&ケイト『?』
程なくして再び鳴るインターホンに対して
共に門の前へ行った所、宅配便が立っていた。
「おはようございまーす。お届け物でーす♪」
好青年が門の前に立っており、そう言ってきた。
ケイト「…あー…何かの宅配便?」
「はい。宛先がこちらになっていまして」
ケイト「私宛か。
?出した人の名前がわからないね?」
「ええ。ですがお金も貰っているので」
ケイト「うん。わかった。
休日にありがとね」
「いえいえ。
自分は5日出勤、2日休みの方で働いているのでお気になさらないで下さい。
あ、届けた証拠物として領収書に判をお願いします」
ケイト「はいはーい」さっ
名字の『D』のハンコを押した後、荷物を3階の机まで運んでいった。
その時、魔法を使ってかアルとディも飛んだ状態のままついてきていた。
アイズもついて行こうとしたが一度料理の前で停止し、キラキラとした眼で見入り…
物欲しそうな眼を、それと私を交互に向け続けていた。
食べていいよ、と促すと…心底嬉しそうに笑って食べ始めた。
ケイト「ふふふっ^^」
アル&ディ『???』首傾