第54章 市民カード
ギルドに辿り着いてから開口一番に先に言われた。
ケイト「おはよう」
エイナ「おはようございます、ケイトさん^^
生存率が大幅に上がりました。ありがとうございます」深々お辞儀
ケイト「?何のこと?」きょとん
フィン「ほら、あれだよ。
雲クッションや携帯の緊急搬送機能」
ケイト「あー!」ぽんっ!←手を打つ
エイナ「雲クッションでもどこまで深く潜れるかで競争するものもいるらしいですg
ケイト「そんなふざけた奴等からは没収だ!」
フィン「まあまあ^^;
酒を飲んで泥酔していたから、つい悪ふざけで勢い巻かせにしてしまったんだろう」
ケイト「じゃあ厳重注意で!」ビシッ!←指差し
エイナ「はい^^;
それは言われるまでもなくしているので、ともかく置いといて…
雲クッション、携帯…それらの試みは大成功です(微笑)
生存率が大幅に上がりましたし、緊急時にもすぐ医療が受けられるようになったことで四肢の欠損もなく、再生医療についても研究が始まってから成功しつつあるとか…」
フィン「裏でそんなこと(再生医療の研究(フィンは知らない))をしていたのか…;」じと目←ケイトへ睨視
ケイト「あはは^^;」後ろ頭かく
エイナ「お陰で、冒険者として復帰できている者も徐々にですが増えてきています。
本当にありがとうございます^^
感謝に堪えません」深々再びお辞儀
ケイト「やりたいからやってるだけだから気にしなくていいよ(手を横に振る)
それよりも…当たった瞬間に気絶して、夢を見ている間に当たった人がこれまで他人へやった言動をされ続ける魔法を産み出したんだ!
その名もデスナイト!
その人へ与えた言動でも苦痛や辛苦、哀しみや激痛も込みで与えられ続けるようなものだ!
犯罪行為が止められない奴に、デスナイトを魔術式として書き込んだ魔道具がある!!是非使ってみないか!?」ずいっ!!←エイナへ詰め寄る
エイナ「えっと…それは……
精神的に随分と堪えそうですけど;」
ケイト「う~ん。あまりにひどい場合は精神崩壊するかもね」
エイナ「止めておきます!;」
ケイト「うーん…
学ぶ段階にあるとはいえ、やっぱり見過ごせないんだよなあ;
どうしたものやら…;」腕組