第53章 メシア・デイ
雲クッションをベンチの上に展開後
花火を見つめながら、僕達は抱き締め合ったまま共に寝転んで居た。
ケイトは僕の右腕を、僕はケイトの左腕を枕にして…
勿論、アルとディは既にクッションの中にある空間で花火を一度見た後すぐに戻り、今ではぐっすり寝ている。
花火の爆音が響き続けている中でもなお、ケイトは今にも寝そうになっていた。
ケイト「………眠い」うとうと
フィン「……ケイト…?やるんじゃ」←1923,1926ページ参照
ケイト「ふあああああ」むぎゅううう←大あくびしつつも抱き締め中
フィン「…生殺しだ;」ぽつり
ケイト「ぷしゅーー
かーくー…かあーくうー」←熟睡中
フィン「…はははっ^^;
……おやすみ」微笑&なで
高鳴る熱と共にあれがたつのを感じながら
僕は熟睡する彼女の右側頭部を右手で撫で、頬へ唇を落として眠りについた。
勿論…ベンチごと認識阻害をかけた上で異空間にもしているので、誰にも起こされず干渉もされなかった。