第52章 メシア・デイ・イヴ
そう安堵の溜息を零した瞬間…
フレイヤ「ケ・イ・ト…//」ぴとっ
ケイト「!?」
また…やってきた;
昨日の今日でよくもこれだけ一緒に居ようとばかり…;
はああっ;(額押さえ&嘆息)
フィン「…いい加減、振られたことを自覚してもらいたいんだが…;」
フレイヤ「あら?
そんなことはないわよ?
だって…それを決めるのは惚れた人ではないもの。
たとえ幾度振られようと、惚れられるまで続けられれば勝ちよ」にっこり
『…………(怖い;』
笑みが黒い…;
ティオネ「団長…
そうですよね!惚れられるまで頑張れば!!」
フレイヤ「ええ^^
大丈夫…未来永劫、惚れるまで続ければいいわ」黒にっこり
『ひいいいいっ);』恐慌&がくぶる
フィン「だから!!;
アルとディの教育に悪いことは遠ざけておきたいんだが?!;」
フレイヤ「いいえ…愛はいいものよ?
だって、簡単に投げ出す人には育っては欲しくないでしょう?」
フィン「言葉を変えれば聞こえはいいが、人の迷惑を考えられない人間には育って欲しくはないんだ」
フレイヤ「そんなに眉間に皺を寄せて…(ふふっ)
あなた…本当にケイトのことが好きなのね」
フィン「当然だろう。
彼女以上の人間はいない。
少なくとも、僕はそう思っているよ」
フレイヤ「種族が変わっても?」
フィン「ああ」
フレイヤ「そう…
その言葉をそのまま返すと言ったら?」
フィン「……本当に…食えない神だ」嘆息
フレイヤ「ふふっ^^
容易く食われるような神格ではないつもりよ?」
ケイト&フィン『うん&知っている』
フィン「だがそれとこれとは別だ。
いくら言われようと、ケイトがいい。
そのことには違いはない」
フレイヤ「もしも逆に振られたとしても?」
フィン「……その時は…」
『…………・・』じいいいいいいい
フィン「視線が痛いな…;)
生涯…彼女を想い続けるだけさ。
迷惑にならない範囲でね」
ティオネ&ケイト&周囲の女性一同『きゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!><//////』
…;
何故…こうなるんだろうか……;
まあ、嫌われるよりはマシなのかな?^^;
そう考えつつ神フレイヤの狙いがわかった気がした。
そっちも勝手にしているのだから勝手にさせろ、と。