第52章 メシア・デイ・イヴ
他の人達は、他の人と徒党を組んでいる。
一人きりなのは…周りに人がいないのは、僕だけか…(ふっ&遠い目)
テロップ『自意識過剰だ!!』
それでもいい…
君が幸せなら…それで……
恋愛小説における感情も、裏小説のも…一切どれもわからなかった。
わからなくていいと思っていた。求めてしまえば今までのそれが無駄になると…
でも、違うと知った。それごと自分という形として前に進めているのだと知った。
ケイト…アル…ディ…
君達に巡り会えたことこそが何よりの幸せに他ならないだろう(ふっ)←感慨に耽った眼をケイトとアルとディへ向けている
テロップ『まるでポエムだ!』
黙れ!!
ごすぅっ!!!!←鉄拳制裁、上空へ吹き飛ばす
テロップ『暴力反対!!
あーれーーーーーーーーーー!!;』
よし、テロップは時空の彼方へと消えた。
テロップ『安堵させた所にもう一回!!』ひょこっ←どこからともなく現れた
消え失せろおおおおおおおお!!!!!
ヘル・フィネガス!!!!
どごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!←時空ごと圧縮するよう殴り続けていく
テロップ『チーン』
(テロップが消失してしまった!!)←テロップの空気の叫び
『???』
(周りの目には何もない中空をひたすらに叩きまくっているようにしか見えない!!)
まったく(嘆息)
せっかく感慨に耽っていたのに台無しになる所だった。
(既に台無しだと思う)
いや、でも…押し倒すと可愛い反応が返ってくるからなあ。
気が緩み切っている時なんていつもと違う声だし、いやまあ低い声なんだけれどそこがいいと言うか。信頼し切っている証というか。
でも一番嬉しいのは僕にしか見せない反応ばかりが多過ぎて(にやにや)
(顔がだらしなく緩み切っている)
ケイト「フィン、行くよー?」
フィン「はっ!)あ、ああ^^//;」
ケイト「?何で顔赤いの?」
「やらしいこと考えてたんじゃ?」ひそ
ケイト「そんなことないよ!
フィンは真面目なんだからそういうことはない!
決め付けるな!侮辱すんな!!」
「いや、そういう意味じゃ…ともかく、スマン;」
フィン「いや、気にしないでくれ^^;
こちらとしても…耳が、痛い;」ぼそ&はあ←超小声&目逸らし溜息