第52章 メシア・デイ・イヴ
睨む先に居るケイトはおろおろと断るも
ケイト「嫌いというわけじゃなくって!;」おろおろ
半泣きし、神フレイヤに至っては泣き崩れるその様子に必死に謝り倒していた。
泣き真似に決まっているだろうに…;
まったく…そんなものに翻弄されないで欲しい。
そう思う反面、だからこそ惚れたと言うべきだろうかと感慨に耽っていた。
ケイト「フィン以外は嫌なんだ、ごめん!!;」両手合わせ&深々土下座
ガンガンガンガンガンッ!!!
どうやら意思がはっきりしたようで、ごめんと叫ぶ度に頭を床に減り込ませながら下げ、謝り倒していた。
何度も何度も謝り、くらくらしてもなお続ける有様に…重婚を懇願し続けていた周囲は必死に止めようとし出した。
レフィーヤ「そうです!私も重婚は反対派です!;」
ロキ「アイズと結ばれなくなってもええんか?」
レフィーヤ「!!;」瞠目
ロキ「…(にや)
(何やおもろいことになってきそうやなあ(にまにま))←下卑た笑みをしている
アイズたんはケイたんにゾッコンやでー?
もう結ばれへんかもなあ?傍に居ることも叶わなくなるかもしれへんでえー?」黒笑
テロップ『悪魔の囁きのようだ』
レフィーヤ「くっ!;」
オッタル「アイズ・ヴァレンシュタインは…
貴様のような者とは別世界に行くと捉えた方がいいだろう」
レフィーヤ「~っ!;
屈しません!;
そんな囁きになんて絶対に!;」瞑目&涙目
ロキ「アイズとは離れ離れやなあ。
会うことも叶わなくなるわあ。益々高根の花に
レフィーヤ「!!?;(半泣)
そ…そんな……
そんな…事っ……(ぎりっ)
許せるわけないじゃないですかああああああ!!!><;;」
ロキ(よし。堕ちた)開眼&にや&キラン
フィン「ロキ…;何で君まで面白がってそういうことを;」
ロキ「んー?掻き回すの面白いで?」にやにや
フィン「ロキ」
テロップ『心なしか音程が低い』
ロキ「んー?←フィンへ振り返る
どないしたん…や!!?;」ぎょっ!!←フィンを見るや否や狼狽し、表情が引き攣った
フィン「………」
テロップ『真っ黒で暗雲が立ち込めていると錯覚するほどのどす黒いオーラを出しながら、静かに睨み据えていた』