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Unlimited【ダンまち】

第51章 学び舎





学び舎、そこは初等部、中等部、高等部、特等部がある。
特等部とは特別学び舎のことであり、研究科、発明科、学術科で分かれている。

特等部では研究したい人達、すなわち専門の人が多く集まってきた。


空中都市コクーンの結界

聖別の門と呼ばれるそれに阻まれる者はあまりおらず
入れた者達は皆、特別学び舎の門戸を叩いた。

害意を抱く者もまた入れないよう自動的に選別されている。


思う存分研究に励む人達ばかりとなっていた。

互いへ学んだこと、教わったことを教え合い
刺激を受け合う日々が続き、毎日が非常に充実しているらしい。



専門職の中には、先生からのお願いで講義に行く者もおり、特別給与が与えられた。

その結果…
知りたい知識のアンケートを学年ごとに月一で取り
知りたい専門知識を簡潔に学べる授業を来月受けれるようになった。

アンケートと言っても、それは名前入りで出してもらい
その結果を集計して、個人個人に合わせた形で要領よく授業を組んでもらっている。


授業のある日は週に3,4回となっている。

45分ごとの6限授業となっており
8時半から35分に朝の挨拶及び点呼、準備運動を8時40分から45分まで、水分補給&トイレを8時50分から55分に行う。


9:00~9:45
10:00~10:45
11:00~11:45
昼休み
13:00~13:45
14:00~14:45
15:00~15:45

16:00から帰りの会。連絡事項等々を伝える。
それが終わった後は17:00まで学内で自由行動が可能。


その内、専門知識を得られる授業は2日の内1回とし
持たなければいけない必須知識や基礎能力は毎回ある。

その日、一つの授業枠に2つ放り込む。


学ぶ分野でも嫌いなもの、不得意なものもおるようで
選択制という方式を取り、二つの授業を同教室で行っていた。

どちらも受けたかった場合、一つだけ受けた上で
次の専門授業が両方とも嫌いなものの時、職場の空いた場所で個別授業を実行してもらうこととなった。

これらは中等部…4歳から9歳(5学年から10学年)までの授業だ。


高等部になると学ぶ分野ごとで場所を変え、専門知識のみの習得が目指される。

10歳から14歳(11学年から15学年)までが専門授業と体育のみとなる。


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