第47章 初めての
ケイト「やっぱり不快だったかなあ;ごめんって謝った方がいいんじゃ?;
まだ学ばなければいけない成長過程なんだから仕方ないにしても、迷惑度が大きいからつい口挟んじゃったわけだし;
自由にやりたいようにやっているタイプだから、逆に邪魔に感じたかな;私が不快に感じたように同じように感じさせて迷惑だっただろうか;」ぶつぶつ
フィン「少なくとも、あの男がそんなことを毛ほども考えないタイプだろうことは確実だね」嘆息&瞑目&腕組
周囲『うんうん』二度頷く
アル「うー」
レフィーヤ「それにしても…生後4日でパパ、ママって…;」
フィン「世間一般では知らないけれど、僕自身も同じぐらいの頃に呼んだよ」
『ええ!!?;』驚愕
フィン「最初は発声練習で何かしら声を出していて…
そんな時に、自身を指さしながらパパやママと何度も言ってくるものだから…
それを言っただけに過ぎなかったんだけれどね^^;」
ケイト「フィンは別格;
私はママって言葉覚えるまで5か月かかった;」
レフィーヤ「十分早い方かと…;」
リヴェリア「本人に自覚はないのだろう;」
ケイト「私はママっ子だったし。
フィンもマザコン?」
フィン「マザ…コンと言うほどではなかったよ^^;」
ケイト「そう言えばおっぱいの味も覚えてるんだったよね?
なら今試してみる?どっちの味が美味しいか!」
フィン「やめてくれ!!;こんな大衆の面前で!;」
ケイト「大衆の面前でないならいいんだね!わかった!
家帰ってからのお楽しみね!!」
フィン「頼むから大声で言うのは!;」苦笑
ケイト「愛しているから大丈夫!どんな性癖でも露わにしてくれて大丈夫!」
フィン「僕は大丈夫じゃない!!;」
アイズ「…楽しそう…いいな」じー
レフィーヤ「あれ…楽しいんでしょうか?;」
リヴェリア「いつものことだ;」嘆息
ロキ「それよりケイト!
精霊王がディのほっぺにキスしようとしてるで、止めんか!;」
ケイト「自分で止めて!
今フィンの性癖を聞きだすので精一杯!!」ずいずい
フィン「だから場所を!;TPOを!!;」たじたじ
両掌をケイトの前へ出しつつ壁際へ後退していく中
いつものように…ケイトへの重婚志願者が「ケイトと共に暮らしたい」と、神フレイヤを筆頭に言ってきていた。
勿論…僕もまた、同様に……ティオネが…;