第46章 空中都市
今いる場所は、空中都市の中心地にある駅の屋上テラス部分。
駅では全方位へ向けて出れるよう設計されているわけだが
その屋上部分(2階)へは関係者以外立ち入り禁止とされており、規制されている。
駅は縦30m,横60m,高さ3mとなっている。
駅の最上階の床は地上からの高さ3.5m地点、ちょうど中央に位置している。
そこから更に上には天井はなく、2階中央20m範囲内のみ吹き抜けとなっており、ホテルの2階へと移ることも可能。
屋上から上へ突き出たテラスは全て透明であり(階段を上り切るまでは壁在り)
中心地エリア1階部分を全方面を見渡すことが出来る展望台でもある。
ちなみに、中心地エリアでは1階ごとの高さは4.5mとなっている。
フィン「ほら、頑張って」
ケイト「もう頑張った!!;こんな大勢の前に立つとか無理!;
何万人いるのさあああ!!;」がくがくぶるぶる
フィン「そうだね…ざっと見て5万かな?」
ケイト「5万!!?;」
アスフィ「惜しいですね。
正確には、6万7865人です」
ケイト「ろっ!!!?;」
壁際には土産屋やエレベーターや階段があり、壁際から9m内へ横へ長くある。
階段は北東、北西、南東、南西の計4か所にあり
その下の階段裏に東西南北への入口、各エリアへの入場口がある。
それらを省いた直径は141m、面積は15836平方メートル。
駅の面積は1800平方メートル。
つまり人が駅の周囲に集まるとして14036平方メートル内となる。
とすると…100平方メートルにつき483人かな?
前後左右全く間の無い状態で正座で座ったとして、畳半分のスペースで4人座っているのと同じ具合か。
フィン「腹を決めて頑張るんだね。
5000人の領主さん」
ケイト「どどどどどどどどど(がくがくぶるぶる)
(ぱぁんっ!!)←自身の両頬を両手で叩く
ど根性おおおおお!!;」すくっ!!←立ち上がる
「ではとくと御照覧あれ!!」
『わああああああああああああああああああああああ!!!!』
ケイト「えー。
紹介に預かりました、ケイト・グレイロア・ディムナです!!」
『ケイト様あああああああああああああああ!!!!』
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!』
次の瞬間、中心地エリア内を怒号に等しいほどの喝采が包み込んだ。