第44章 出産後
ケイト「もぉーっ!!;
恋って何でこんなに人を狂わせるの?!;」頭抱え
テロップ&周囲(ケイトとフィン以外)『シリマセン』
ようやく落ち着いた。
それだけのことに、時間が非常なまでに必要となっていた。
気付けば晩になっており、看護師が晩御飯を持ってきた時期を皮切りに僕達は落ち着きを取り戻した。
ティオナ「そう言えば…フィンはケイトのファンクラブの会員番号1番だったけれど。
ケイトも、フィンのファンクラブ1番なんだよね?」
ケイト「ドスッ!!)
…い、いや…それは…」しどろもどろ
フィン「ずっと以前からあったから、1番にはなれなかったそうなんだよ」
アイズ「ケイトのは最近立てられたから」
ケイト「ひっく;;」ぽろぽろ
フィン「よしよし」なでなで←抱き寄せ右手で頭を撫でる
ロキ「いっそのことうちが作るからそこに入り?
1番やないってショックで入れなかったんやろ?
フィンたんファンクラブの結成や!
29年間共におったうちのが一番ファン歴史深いで!?^^b」ぐっ!
ケイト「…ありがとう。入らせて下さい;(ぐすっ」お辞儀
ロキ「ん!」頷&微笑
リヴェリア「悪露で身体が辛いはずだが…何故あれほどまでに暴れられたんだ?;」
精霊王「恋のパワー、恐るべしじゃな…;」
ガレス「それにしても…ベッドが大変軋んでおるが平気か?;」
ケイト「あ…うん、大丈夫^^;
心配かけてごめんね。ありがとう」微笑
ガレス「そのようなことで一々深く気にするでないわ!
それはそうと…当たらんこともある。
そもそも、その事態はあって当然なのだから気負うでないぞ?」
ケイト「絶対気負うと思う。誰に何言われても!
……フィンは…私を嫌ったのかって」俯
フィン「大丈夫だ。
目の前にいる僕は、君だけのものだからね」微笑←そっとケイトの左手の甲を右手で握り締める
ケイト「その言葉だけで十分だよ。ああ、でも欲しい」
フィン「ああ、僕もだよ(微笑&ぽんぽんっ)←左手でケイトの頭を撫で、二度軽く叩く
僕も…君が欲しい//」微笑
ケイト「!…//(微笑)
フィン…//」
フィン「ケイト…//」
互いに見つめ合い、離さなくなった。
テロップ『いつものことだ』
気付いた時には既に抱き締め合っており、互いへ唇を貪り食らうかのようにひたすら重ね続けていた。