第42章 伝説
ティオナ「いいなー。
赤ちゃんみたいに柔らかいから、もっと触れていたかったのに」ぶうぶう
ティオネ「いいから部屋に帰って寝るわよ」
私も羨ましくて…脱衣所で未だに気持ちよさそうに寝息を付くケイトを見やった。
ケイトはリヴェリアに引っ付いたまま、すやすやと…笑みを浮かべていた。
回想終了
アイズ「私も…少し、羨ましかった」
フィン「わかる」うんうん
ティオナ「いや、そこは男湯じゃないから無理でしょ;」
ティオネ「いっそのこと乗り込んでいけばいいのよ!」メラメラ
ティオナ「無理難題だよね?それ;」
ティオネ「団長の裸//」キラキラ&遠い目←うっとりと両手を握り合わせて遠くを見つめて想像している人
ティオナ「わかりやす過ぎる;」←若干引いてる人
フィン「まあともかく置いといて…
大丈夫かい?」
ケイト「?全然平気」
アミッド「無茶は禁物ですよ?
第一、相当な負担が体にかかっているはずです。
たとえ胎児のかかるであろう負担を精霊に無にしてもらっているとしても、肝心のあなたが…」
ケイト「大丈夫だって…
心配性だなあ、二人揃って^^;」
『誰のせいだと…』じと目
ケイト「あ…あははっ;」視線逸らし
ティオナ「自分の命なんてどうなってもいいって言ってたしね」
ケイト「あの頃は生きたいなんて思えるそれさえも無かったんだよ」
ティオナ「でも楽しそうで本当によかったよ^^
悪戯だってできるようになったし」
ケイト「?」
ティオナ「ほら、顔を半分だけ柱から出してジーって見てきた奴。
それも何も言わないで!;」
ケイト「?そんなに変だったかな?」
ティオナ「って言うか怖い」
それから席を立ってから…実践し始めた。
ティオナ「いい?見ててよ?」
ジーーーー
ティオナ「どう?怖くない?」
ケイト「んー」すくっ
とことことことこ
ぴたっ
ケイト「やっぱりティオナだ^^♪」にこにこ
はぐっ
傍から見れば、柱の陰に隠れた女性に対して
もう一方の女性が近付いてから、大好きだと言わんがばかりに抱き付いた。それも満面の笑みで…
それが…言うまでもなく、騒動の一端となってしまった。