第42章 伝説
アスフィ「あなたという人は、また…;
人に手柄を持たせるような真似ばかりして;(嘆息)
そもそもあなたが渡してくれた元手の資産が無ければ、救いようがありませんでしたよ」
ケイト「でもアスフィが動いてくれなかったら人はこれだけ集まらなかった」
アスフィ「ああ言えばこう言う…;」
ヘルメス「まあまあ!
お陰様で、空中都市も6月の中旬には開かれるんだろう?」
ケイト「うん。
正確な日付は15日ぐらいに確定しているっぽい。
でも…その頃には出産してる頃だから、挨拶は別の人にお願いしたいかな;」
フィン「あと7日か…」なで
そっとケイトのお腹を撫でる中、アミッドが豊饒の女主人へやってきた。
アミッド「ケイトさん!」
ケイト「アミッド!?;」
アミッド「ちゃんと寄ってください!
大剣の傷が一晩の内に治ったのはいいですよ?
ですが!帰ってきてから私のもとに寄ってください!
妊婦なんですよ!?あなたは!!」
ケイト「は、はいっ!;」たじっ
それから…有無も言わせず、診察となった。
が、そこでも問題が起こる。
アミッド「明日から入院して下さい」
ケイト「え!?
一週間じゃないの!?;」
アミッド「あのですね…」
ケイト「まさか神の力の影響を受けて!?」
アミッド「そのまさかです!」
ケイト「嘘ん!?」たじっ!
アミッド「とりあえず明日、迎えにいきますので。
それと…元気なお子さんを産んで下さいね」
ケイト「よしっ!一緒に飲もう!!」
アミッド「あなたが言い出したら聞かないのはわかってます」
ケイト「私の奢りだから付き合って!お願い!」
アミッド「ですが少しくらいは聞いてもいいのではないですか!?」
ケイト「今夜の予定は?」
アミッド「…それは…特にありませんけれども
ケイト「ならば飲もう!!
全部奢りだから食べたいもの食べて、飲みたいもの飲んで!
恩返ししたかったんだよね。
大量出血の時も、呪詛の時も、妊娠した時も…結構所か、相当にお世話かけちゃったわけだし。
恩返しさせてよ^^」にこにこ&ぐいぐい←盃渡す
アミッド「で、ですから…報酬分はお金としてもらっていますので!」
ケイト「それでもだ!(ずいっ!)
明日に控えた身として、お願いしますってことで」
『え?…明日出産?』
宴に参加する人が増えた。