第41章 終末との戦い
フィン「……ただいま」ぐったり←ぼろぼろ
ケイト「おっかえり~!^^//」ハグッ!
全身唾液でずぶ濡れにさせられ、ハグでもみくちゃにされ、甘噛みされまくり、全身を擦り付けられ…
逆に自分達にもするよう勧めてくるもので、断れるに断れず……
うん、大変だった。
ケイトのハグが…温もりが癒しだった。
ケイト「うわぁ~。大歓迎だったんだね!//」キラキラ
フィン「噂に違わぬ人間嫌いっぷりだったよ…
でも…無事、歓迎された」
…新婚旅行中、案内された後のことで…
挨拶回りをするべきだろうかと悩んでいた折、ケイトが倒れる前…着いた当日の内のことだったから。
不意にそれらがよぎったのは、恐らく彼の一族の動物達と目と目が合ったからこそだろう。
豊饒の女主人へいつも通り向かった。
だが、その道中でもなお…
ケイトは未だ恥ずかしそうに両手で顔を抑えたまま見悶えており……
ケイト「きゃああああああ///;」
ティオナ「?どーしたの?一体」首傾げ
ロキ「あー。常時発動型の魔法な?」
ティオネ「ああ、あれね」
ケイト「あれが結構…やばい////」かああっ
アイズ「?どんな風に?」
ケイト「じゃあ…今、私が感じているものを付与しよう//」
次の瞬間、ケイトが感じているそれが伝わってきた。
『うわあ……//』
アイズ「フィンのが、ヤバイ///」
ティオネ「団長おおおお//」
リヴェリア「ああ…確かに」
ティオナ「ヤバイって言うか…最早別物?」
レフィーヤ「誰よりも異質なんじゃ?」
ガレス「化け物じゃ」
フィン「そこまでかい?;」たらーり←笑みが引き攣っている
ケイト「皆の愛が…愛が、ダイレクトにいいい////」きゃわああああ←両手で顔覆い
フィン「確かにケイトが今感じている中では一際大きいようだが…こんな程度ではない。
収まり切る程度ではないほどにケイトを愛している!!」きっぱり←真剣
『……………』
ティオナ「恥ずかしくないのかな?」ひそひそ←アイズへ囁く
アイズ「んっと…;」
レフィーヤ「そ、それだけ愛が深いんですよ!ね?」あわあわ
フィン「……(言わない方がよかったかな…;」
後になって後悔した。
世界を終わりへ導こうとする闇…
終末神との戦いは、こうして幕を下ろした。