第38章 お手伝い
序盤はモンスターの生態と攻撃の仕方等の、実戦と共に詰め込み学習を行われ…
中盤はケイトによる「いつ如何なる時でも、どんな魔法や攻撃でも避けれるよう、もしくは受け止め対処や反撃するだけでなく、即座にカウンターで無傷で気絶させれるように」、つまり動き全てに無駄も隙も無くなる=武術における達人の域に達するまで続いた。
しかも本気の攻撃に対して出来るようになるまで全員されており…
ベル「待って下さい!;え?嘘!?;」
ケイト「本気だああああ!!」くわっ!!&キラーン!!
どっごぉおおおん!!!
『ぎゃああああああああああああ!!!!;』←問答無用で吹っ飛ばされ続けた
ケイト「空中でも受け身ぐらい取れ!」
ケイト「体捻って空中での制御くらいこなさんか!」
ケイト「触れた瞬間にその攻撃を足場にして跳躍でかわせ!」
ケイト「受けた相手の力を利用しながら自分の力を乗せて返さんか!!」
『無茶ぶりだああ!!!;』
ケイト「「「「私はできるぞ!できるようになれええ!!」」」」
ケイト「足音立ててどうする!?居場所を自ら教えてるようなもんだぞ!!」
ケイト「甘いわあ!!」
等々、ありとあらゆる戦闘に必要な技術を山ほど叩き込まれた。
しかもそのケイトから繰り出された攻撃の中には、絶えず四方八方から壁を足場に跳躍と共に斬りかかられ続けるというものまであった。
終盤は(ベルの場合)ゴライアスを単独で倒せるようになるまで続き、蘇った後に検討会を重ねていた。
そして終了後…
ベル「階層主が…1匹、2匹、100匹;
うーん;」ぐるぐる←125回目で倒し無事Lv.4に
ヘスティア「どんな無茶な修業したんだいベル君!!?;」
ベル「えっと…;
540時間飲まず食わず寝ずで…格上の階層主やモンスター、ケイトさん直々の伝授に…」ばたーん!!←精神的過労&気絶
ヘスティア「しっかりするんだベル君!!;ベルくうううん!!!!;」ゆさゆさ←必死に涙目ながらに揺する
リリ「もう…修業は…;」
ヴェルフ「っつうか…俺、何回かあの世が見えたぞ;」
命「はい;
顔色変えずに…息も荒らさずに我々を常に全快にさせて…;」
春姫「最後の最後では疲労感まで全部治していってくれましたね;」
『えげつない…;』←総意の一致
ヘスティア「ベルくうううん!!;」半泣
その後…皆休息した。