第37章 アイズの気持ち

一人で笑みを浮かべるアイズに、ティオネが歩み寄ってきた。


ティオネ「同志ね！！」←どこか満足気に微笑んでいる
アイズ「？何の？」きょとん＆首傾

ティオネ「私は団長と結婚できないのなら、生涯独身を貫くわ！」ぐっ！←サムズアップしつつアイズへ差し出す
アイズ「！…

私も、ケイトと結婚できないなら生涯独身！！」ぐっ！←一拍遅れながらもサムズアップしつつティオネへ差し出す

ティオネ「同志よおおお！！！」
ハグ！！！←ティオネがアイズに抱き付き、やや遅れながらもアイズが冷や汗交じりに抱き返す


ティオナ「…何か…もっとややこしいことになっちゃった；」たらたら←冷や汗が滝のよう


相関図

アイズ→ケイト⇔フィン←ティオネ

テロップ『何故相思相愛の人達をこれ程かき乱すのだろうか』


ケイト「どどどどどど、どうしようフィン！；
私のせいで独身、生涯独身！；結婚した方がいいんじゃ！？；」おろおろ

フィン「付け込まれるだけだからやめてくれ；」汗

テロップ『フィンの切実な願いがその場に虚しく響くばかりだった』



その日の晩、大浴場にて風呂に揃って浸かっている時に家族構成の話になった。


ティオナ「え？ケイトって次女だったの？！」

ケイト「うん。姉が一人、下はいないよ」
ティオナ「私と同じだー！」キラキラ

アイズ「私は…一人っ子だったから。ちょっとだけ、羨ましい…かな」ぼそ＆俯←両膝を抱え込む

ケイト「今は妹がいるでしょ？ここに」微笑←自分を指さす
アイズ「……ぷっ//

^^//（くすくす）
うん、そうだね//」微笑←嬉しそうに目を細めながら笑った

レフィーヤ「わ、私も妹です！！//」
ティオネ「私は姉ね」
ティオナ「じゃあリヴェリアは？」
ケイト「母親でしょ？誰がどう見ても」
リヴェリア「ほお。では是非その意図を聞かせてもらってもいいか？
のぼせるまでたっぷりとな」ゴゴゴゴゴ←ドス黒オーラ＆仁王立ち

ケイト「ギギギ）…←頑張って声のした方へ振り返る

出たああああああああ！！！；
逃げろおおおっ！！；」だっ！！←飛び上がって走り出す
リヴェリア「逃がすか！！！（怒）
誰が母親だ！！！」

ケイト「誰かヘルプ！；ヘルプミー！！；」
リヴェリア「黙って縄に付け！！」
ケイト「何で私ばっかり狙われるのおお！！；」
リヴェリア「待てええ！！」