第36章 *帰還まで
アイズ「私の部屋に泊まる?//」微笑&なでなで
ケイト「うん!」
ティオナ「え?じゃあ私も!!」
抱き返しながら幸せそうに笑みを浮かべて頭を撫でるアイズにケイトは頷き、ティオナが挙手した。
ガレス「ではフィン、お主はわしの部屋に来るか!」ぽんっ!←フィンの右肩の上に左手を置く
フィン「ンー…やっぱり自分の部屋で荷物の整理を
ガレス「そんなものは後じゃ後(ガシッ!)←フィンの襟首を掴む
まだ旅行中なんじゃから大いに楽しまんか」ずるずる
フィン「あ…ああ。恩に着るよ^^;」苦笑
襟首を掴まれてずるずると引きずられる中、土産物の御飯を軽く食べ出すということになった。
ケイト「待って待って!先にこれだけ食べたい!」
『?』
ケイト「極東のお土産でね?(ごそごそ)←空間収納庫リュック(どれだけ入れても重さ変わらず入れた瞬間から時間停止)の中を探る
パリパリのノリとドロドロのノリがあるんだ!」
『スーツと昼ドラ?』
ケイト「ぶふっ!!違うよ!!?;」
フィン「あー…;海藻のノリだ」
『ああ!』
ケイト「こういう乾燥させたものと、瓶詰めにされたドロドロのがあるんだ。
前者は御飯に巻いて、後者は御飯にかけて食べるの!」
『美味しそう…』
ケイト「ってわけで軽くでいいから食べろおお!!」
御飯に瓶詰めの岩海苔をにやにやしながらケイトは大量にかけて…
ああ、リヴェリアからの説教は確定だね。まあその前に僕が止めるけど。
アイズ「これ以上はもういいから;」
ティオナ「ストップストップ!;」
ケイト「まだまだぁ!
えっへっへっへっ!ひゃっほぉーっ!^^♪」にこにこ
ごぉん!!←フィンがケイトの脳天を小突く
ケイト「ごめんなさい…;」しゅんっ
リヴェリア「…少し強くないか?;」
フィン「殴らないと止まらないからね;」しみじみ嘆息
リヴェリア「何かあったか?;随分と説得力があるように感じるが;」
フィン「聴きたいかい?」ふっ&遠い目
リヴェリア「済まん。遠慮する」
フィン「ああ。助かるよ^^;」
そう…殴らないと止まらない暴走なんて、数え切れないほどあった。
迷宮をコピーしよう!階段を飛び降りよう!空中飛行しよう!文明を破壊しよう!私、常識クラッシャーになる!…
もう…数えたくない――;←手に湯のみを持ったまま嘆息し、額に汗を流す
