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Unlimited【ダンまち】

第36章 *帰還まで





15時頃、僕とケイトはオラリオに着いた。

6日は帰らないと言っているわけでホームには帰らないつもりだが、意外と長いようであっという間だったようにも感じる。


魔導列車に太鼓判を押してからラキアの者達と別れを告げ、オラリオに建設された駅から降りて去っていった。

建設された駅はオラリオの南門の前、南メインストリートの出口から程近い場所にある。

その駅から程近い場所にある『温泉ゆらりお(381ページ参照)』に行った。



だが…まさか神ガネーシャに会うなど…誰が思っただろうか?

元からゆらりおには寄るつもりだったので、空間収納庫から『入館時に館内着代を払わずに済む浴衣(427ページ参照)』を出し、着替え終えた所でだ。


ゆらりおでのんびりしようと考えながら列に並んだ時、ケイトがとんでもないことを言い出した。



ケイト「子供料金にしようよ!二人共この見た目なんだからきっと誤魔化せるよ!
大丈夫!私は子供、フィンも子供!!さあ子供料金で入っていこう!!」
フィン「名前を言っている時点でアウトだ!やめてくれ!!;
ロキ・ファミリアの名声に泥を塗ることにもなり兼ねない。そこの所わかってるのかな?^^;」

テロップ『わかってません』

ざわざわ
フィン「しかもこんなに人の集まった場所で何を考えつくかと思えば…はあっ;」苦笑&嘆息&額右手で押さえ


ガネーシャ「ケイト!久しぶりだな!!」ばんばん!←背を叩く

ケイト「ガネーシャ!」
ガネーシャ「わっはっはっ!!俺がガネーシャだ!!

慰安がてら来た所でな!
ランクアップ祝いのプレゼントにこれをやろう!」さっ!

ケイト「わっ!何これ?;マスク?;」
ガネーシャ「わっはっはっ!!これでお揃いだ!!

さあ!一緒に叫ぼう!!」

フィン「済まない。神ガネーシャ、今は新婚旅行中で;」
ガネーシャ「こう叫ぶのだ!!俺はガネーシャだ!!」

フィン「駄目だ、聞いてない…;」汗
ガネーシャ「さあ!自分の名を叫べ!!」

ケイト「わかった!私はケイトだ!!」
フィン「ケイト!?;」

テロップ『楽しいはずの新婚旅行…それが神に壊されるなど、誰が予想しただろうか……

フィンの受難はまだまだ続く!!』
これ以上がまだ!!?;

テロップ『まだまだまだまだまだ続く!!!』
!?;

テロップ『続くったら続く!!!!』


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