第35章 成長
ケイト「そう言えば思ったんだけどさあ…」
フィン「ん?」
ケイト「ロキ・ファミリアって、戦力過多じゃない?」
『………』
ティオナ「言われてみれば;」
レフィーヤ「そもそもケイトさんがいる時点で大幅に変化したような気が…」
ティオネ「というか…ケイトがいなかったらこんな上がり方してないわよね?;」
「まあいっか」とその後にケイトが流し、『いいの!?』とばかりに周囲は驚きと共に叫んでいた。
この時には…どうやら、ケイトの中ではそれ以上にあることが気になっていたらしい。
ケイト「新婚旅行…」
フィン「ぶふっ!
い…いきなり何を?;」ごしごし
オラリオへの道中、馬車内で二人きりになった時を見計らって尋ねられた。
ケイト「知ってる?
極東では新婚さんが二人っきりで旅行するんだって^^♪
フィンも知ってたよね?
そろそろかなって想ってたんだ。一か月と11日だから//」もじもじ
フィン「あ、ああ…無論、準備はしているよ。明日からね^^//;」←嘘
ケイト「ホント!?//さっすがフィン!//」キラキラ
フィン「ああ。だが精霊王の許可は
ケイト「既に取ってあるんだ!明日からだよね?何日!?」キラキラ
フィン「…6日だ」
ケイト「そっかあ!支度しないと!!下着は、ああもう足りない分は買っちゃえ~♪
瞬間移動で帰って準備してくるねえええ//」ぴゅうううう←大興奮
フィン「あ…ああ…行っておいで」
声の震えを感じる中、僕は…
…………がたっ
誰も居なくなった中で立ち上がり、ある人物がいる場所へと歩いて移動した。
フィン「誰か、旅行に向いている場所を教えてくれないか?」ぷるぷる←声まで震えている
リヴェリア「……どうした?;」
リヴェリアに相談する選択肢を択んだ。