第32章 破滅の狼煙

フィン「塵も積もれば山となる、か」

ガレス「あからさまにやり過ぎじゃろう；」

ロキ「いやー…でもな？
天界ではあんまり遊びがないって言うか、早い話刺激がなくてなー；

で、手っ取り早く刺激得られるんがそれやったんや！^^」にこにこ←頭上げてる
ケイト「それで振り回される側はどうすればいい？この怒りの矛先はどこへ向けろと？」あ？←黒睨視
ロキ「だから堪忍！！；赦して！！；」合掌
ケイト「赦さないけど赦してるよ」
ロキ「どっちかわからんわ！！；何やそれ！！？；」

ケイト「まあ…赦したい自分と赦さないと喚く自分がせめぎ合っているという意味で」
ロキ「形勢は！？」
ケイト「五分五分」
ロキ「赦す方勝ってくれえええ！！；」

ケイト「あ」
ロキ「勝ったか！？」
ケイト「負けたわ」
ロキ「ええええええええええええ！！！！？；」

ケイト「嘘や」さらり
ロキ「うがああああああっ！！；」頭抱え

ケイト「はっはっはっはっはっ！^^
相も変わらず面白いな！ロキは^^かっかっかっ♪

これは積もり積もった仕返しだ、赦してくれないか？」

ロキ「むー…まあ…種まいたのうちやしな；」ぽりぽり

ケイト「代わりに、今までのそれは赦すことにするよ。
58793826件」
ロキ「多っ！！；ってか細かっ！；

全部覚えとったんか！！？；」

ケイト「そうだね…（遠い目）

些末なことでも呼び出されて後処理お願いされる事が多いんだ。
本当なら…尻拭いはした奴がするものなんだけれど、ね？
全部私が走り回って後腐れないようやってたから」
ロキ「ごめんなさい！！」土下座

ケイト「まあ…天界での話はこれっきりにしよう」
ロキ「ほっ！）助かった」


ケイト「私はたまたま最初に生まれた。
私以外には何もなく、性別という概念もない時代でのことだ。

だから…勝手に滅んでくそればかり見て、飽き飽きした。
愛着なんて持とうが持たなかろうが、いずれ時が来れば絶滅するからな。

滅んでは栄え、栄えては滅んで…たくさんの生と死を、全て天界で見届けてきた。


だと言うのに…好きで堪らない存在ができてしまったようだ」くすり＆つー

その笑顔も、涙も、言葉も…全てが、心からのもの…


だが…僕へ向いて呟くそれは、どこか、とても寂しそうにも見えた。

悠久の時、138億年もの月日の記憶がさせたのだろうか？