第30章 ノアール
アイズ「……無事なら、それが一番いいことだから。それでいい、と思う」
フィン「で、死ぬほど心配した僕は、死ぬ思いで告白した僕は、一体どうすればいいのかな?^^」ゴロゴロ←真っ黒
ケイト「え?…あ;」たらーり
フィン「正座、してもらおうか?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ←キレる10秒前
ケイト「何でヘル・フィネガス発動してんの!?;しかも無詠唱!;」
フィン「正座!」
ケイト「いやだって詠唱もしてないのに何で!?;」
フィン「正座しろ!!」ガシッ!!←右手でケイトの頭を掴む
ケイト「ふぎゃ!!;」正座
ブランシェ「妊婦に何させようとしてるの!?
私が代わりにするわ!!」
フィン「なら特別に針の筵の上でやってもらおうか?」ゴロゴロ&ギンッ!!
ブランシェ「わ、わかったわ…;」たじっ
そうして、限界を超えてぶちぎれるあまり気付かない内に発動していたヘル・フィネガスの紅の瞳のまま
フィンによる『僅か数分の内に5000文字の多大な言葉、なおかつどこで息継ぎしてるのかさえ分からないほどのマシンガン矢継ぎ早羅列』という盛大な説教タイムが繰り広げられた。
それも怒りがあまりに籠り過ぎてとても低い声で苛立ちも隠せない、否、隠し切れてさえもいない滲みだす怒気と言葉にボコられまくっていた。
そんな中で言える一言はこれだけ…
ブランシェ&ケイト『ごめんなさい!!;』土下座
フィン「誰が赦すか!!!」激怒&かっ!!
ロキ「リヴェリアの説教よりも凄まじいな…;
まあ、事が事だけに大事やし…しゃあないか;(汗)
って言うか…建物半壊したまんまなんやけど、どないしよ…;」う~ん←悩み中
ティオナ「でも名前の割に力の色は正反対だよね?
ノアールは黒で、ブランシェは白?髪の色かな?」
ティオネ「性質も正反対よね。まさか…振りだとは思いもしなかったけれど」顔顰め
ケイト「本当にごめんなさい。赦して;」
『今回限りにしてもらえると助かる』怒
ブランシェ&ケイト『すみませんでした』土下座ならぬ寝下座
しかし、ケイトの涙ながらのあの想いは本物だと教えられた。