第5章 本編の章 巫女連合庁
巫女連合庁に戻った望達は、すぐさま美琴の除魔の儀式を行った。
この儀式は、妖魔に凌辱され子を孕まされた巫女の胎内から妖魔の子を消滅させることではあるが、儀式は簡単で妖魔との戦い時の昔に作られた秘薬でありこれを飲ませると2~3日位で効果を現し始め10日後には、完全に妖魔を消滅させる事が出来るが薬の効果は妖魔によってまったく効かない場合もある。
仮に、妖魔を完全に消滅させても喪失した処女は戻らないのだ。
棗の指導を受け巫女達は、美琴に秘薬を飲ませた。
「薬を飲ませたら、ゆっくりと寝かせて下さい。」
長である、棗の声がした。
棗の指導の元で、美琴は寝かされた。
「後は、薬の効果が現われるのを待つだけですが貴方達は、修業に入るようにして下さい。」
棗は、巫女達に呟いた。
「じゃあ、望も修業に入るわよ。」
みかるが、望に呟いた。
望は,剣の修業をみかると行なった。
「動きが鈍い! もっと、早く動いて!。」
みかるの怒鳴り声が響いた。
望は、みかるに何度も怒鳴られようやく以前よりも動きが少しだが以前よりも動きが速くなってきた。
「もっと、踏み込んで・・その調子で行きなさい!」
みかるの声が響き渡った。
その後、望はみかるに絞られた。