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妖魔が巣くう街

第4章 本編の章 巫女とコスプレ少女。


「妖魔はまだ、生きてるわ! 最後まで油断しないで。」
1人の巫女が、望に向かって叫んだ。
「は、はい。」
返事をした望は、薙刀を再度身構えた。
望の後ろには、望と同じ巫女装束を纏い2メートル位の剣を右手に持っている巫女さんが立っていた。
この巫女さんが持つ剣先からは、炎が溢れ出ていた。
望は、再度薙刀を身構え蟲と対峙した。
残された触手が、望に向かって伸びてきたがかわされ望の反撃を許した。
望は、蟲に向かって薙刀を振り下ろした事で蟲の体を裂きその後、
燃え盛る炎の剣によって体を両断されて絶命した。
紅蓮の炎が蟲の死骸を焼き尽くした。
「美琴・・・しっかりして。」
美琴の体を起こし望が叫んだ。
「動かしては、ダメ・・まずは、ここからでましょう。」
1人の巫女さんが呟やいた。
美琴の体を抱きかかえ、望と巫女は警察署を後にした。
「美琴・・。」
望は、美琴を見ては呟いた。
「とにかく、巫女連合庁にもどりましょう。」
巫女が呟き、馬車に乗り巫女連合庁に向かった。
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