第4章 本編の章 巫女とコスプレ少女。
今日は、8月8日水曜日。
小牧神社で、行われるコスプレイベントまで7日しかないけれど私は、このイベントに全身全命を掛けて行う事にした。
プルルルル・・・・
電話が鳴り響いた。
「はい、古森です・・少し、落ち下さい。」
と、女性の声がするや電話は切れた。
「望み・・・イベント主催者からお電話よ。」
と、大人の女性の声が。
「あ、今行く。」
望みは呟き、部屋を出ては階段を降りた。
「電話変わりました・・古森です。」
望みは、電話越しに呟いた。
「え? それは、そうですけれど・・・。」
望みは、主催者らしき人物と話していた。
「そうですか、解りました・・・失礼致します。」
そう呟き、望みは電話を切った。
電話の後、望の表情は曇った。
「そうだ、美琴に電話して頼んでみよう。」
望は、呟き携帯を取り出しては美琴の家に電話をした。
望は、美琴の家に電話を掛けたが留守番電話になっていた。
仕方がなく、望はメッセージを入れて電話を切った。
「さてと、とりあえず衣装を作らなきゃ。」
望は、呟き巫女装束を作り始めた。