第6章 本編の章 鹿島神社陥つ
「流石に、式神との性行為は流石に抵抗はあるわね。」
美琴が呟いた。
美琴は、この後夢の世界へと旅立ち現実の世界に戻って来たのはそれから、5時間後の事であり現実世界では新しい朝が訪れていた。
「さてと、境内のお掃除でも行きますか。」
琴音は、小牧神社の門を開いた。
「おはようございます。」
声を掛けて来たのは、渡辺美玖であった。
「あれ? こんな朝早くから参拝ですか?」
美琴が美玖に尋ねた。
「え? あ、参拝ではないんだけれど少しでも早く巫女さんになれるのならここの神社の手伝いが出来たらいいなあと思って・・。」
美玖が呟いた。
「手伝ってくれるは嬉しいのですが、大事なお洋服が汚れてしまう可能性があるから着替えた方がいいと思いますよ。」
美琴が美玖に告げた。
「でも、私これしか着替えないし・・・。」
服をパタパタとしながら美玖が呟いた。
「それだったら、これを着るといいわよ。」
呟いた美琴が、タンスの引き出しから取り出して来たのは巫女装束一式であり紙には渡辺美玖という文字が書かれたいた。
「こ、小牧さん・・これは・・。」
巫女装束を見て美玖が尋ねた。
「これは、貴方の巫女装束です。」
美琴が美玖の問いかけに答えた。
「どうして、私にこの巫女装束を?」
首をかしげながら美玖が美琴に尋ねた。
「今日は、ある場所へ行きますがあそこは、規律が非常に厳しい場所でして建物の中に入る時は。巫女装束でなければ建物の中には入ることは出来ませんので、渡辺さんにも私と同じように巫女装束を着てもらう事になります。」
美玖の問いかけに美琴が答えた。
この後、美玖は美琴に巫女としての礼儀作法などの指導を受け休憩を挿んで稽古に励んだ。
「流石に、2時間の正座はキツイ・・です。」
痺れた足を押さえながら美玖が呟いた。
「さてと、朝ごはんにしましょうか。」
美琴が呟き立ち上がった。
「どうして、そんなに綺麗に立てるの?」
美玖が美琴に尋ねた。
「それは、私は小さい時から厳しい手解きを受けていたから
もう数時間の正座は大丈夫なのです。」
美玖の問い替えに美琴が答えた。
「そ、そうなんだ。」
美玖が呟いた。
「朝食にする前に着替えましょうか。」
美琴が呟き、美琴達は巫女装束から普段着に着替えた。
「あ、私はもう食べましたから。」
美玖が美琴に呟いた。
「あら、では戴きますね。」
美琴が呟いた。