• テキストサイズ

イケメン戦国 安土城の居候

第11章 小田原城再び


今回は勝利のご褒美に何でも一つだけ質問に答えてくれるらしい。

勝利の褒美は毎回あるわけではないのでこうした機会は珍しかった。


だが突然質問を求められても急には出てこない。

かといって待たせるのも失礼なので、とっさに思いついた事を聞いてみる。


『では……どうして氏政様はほとんど城下にお出掛けににならないのですか?城内でも見かけたことはありませんけど……』

突然の機会に口から出てくる質問は大して実のあるものではないと思われるけど。


『城下にも城内にも俺の事を暗殺しようとしている奴がいるからな。
下手に出歩かないのが一番の策だろう』

『城内も、ですか?』

『ああ、今まで毒味係が何人命を落としたかわからん』

(信長様には毒味係なんていなかった。それだけ城内の人たちとの関係が良かったって事だよね)
/ 596ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp