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イケメン戦国 安土城の居候
第10章 顕如
幸村が寝食をするための屋敷は城下に用意されていたため、城下町に潜り込んでいる三ツ者を通して信玄にこちらの様子を伝える事が出来た。
『簡単に春日山に連絡も出来そうだし、今のところ順調にいってるな。
正式な登城は明日の朝だから今日は町でも見に行ってみるか』
軒猿の2人も幸村と一緒に城下を歩きながら町の様子を観察する。
大通りは安土や春日山と同じ様に商人たちの呼び込みや絶え間ない世間話、子供たちの騒ぐ声が溢れ活気に満ちていた。
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