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イケメン戦国 安土城の居候

第7章 風魔の忍


(どうしよう、怖い!)

恐怖でぎゅっと目を閉じる。

『では、用が済んだので失礼します』

男が信長に向けてそう言ったのが聞こえた。
が、その直後腹部に痛みを感じて意識を失った。


それからしばらくして腕から血を流して倒れている信長と直美のつけていた簪を政宗たちが発見し、急いで信長を本陣に連れて帰った。


『これじゃ城を潰しても勝ったとは言えないな』

天幕の中で横になる信長を手当てしながら家康が呟く。

静かに横たわる信長を囲む3人は言葉も少なく、交代で見張りをしながら夜を明かした。
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