• テキストサイズ

イケメン戦国 安土城の居候

第25章 茶会


『一乗谷城に着く前に朝倉殿に是非お目通り願いたいのだが』


それはもちろんこの状況を直接聞き出すのが目的だった。


景家の読みが正しければ、そしてもし可能であれば巻き込まれているであろう直美を救出してやりたい。


どうやら2日後の夜には越前の金ヶ崎城に寄るらしく、その時に朝倉に直接会えるかどうかはわからないが話を通してくれるとの事だった。


景家は急いで謙信宛ての文を三ツ者に託す。


その内容は北近江の浅井と越前の朝倉にかなり不穏な動きがあるというもの。


そしてその動きに直美が巻き込まれ、2人に捕らわれている可能性が高いと最後に書き記す。


翌日、この文を受け取った謙信は佐助、信玄とともに越前に向けて春日山城を出発したのだった。
/ 596ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp