• テキストサイズ

イケメン戦国 安土城の居候

第22章 帰城


(安土城でみんな揃って宴だなんて初めてだから本当に嬉しいな)


『信長様、みんなにもお酌をしてきていいですか?』


『ああ、あいつらも喜ぶだろう。行ってこい』


立ち上がって移動するとまずは光秀の前に座った。


『光秀さん、色々とありがとうございました』


『少しは姫らしくなったと思ったがまだまだ修行が足りない様だな。これからも厳しく鍛えてやるから喜べ』


(うわ、笑いながら言ってる!怖っ!)


『あはは…よろしくお願いします。蔦花ちゃんをいじめないでくださいね』


『俺がいじめるのはお前だけだ』


(相変わらず会話のペースが掴めない!早く次に行こう!)



『政宗ー!あれ?飲まないの?』


『ああ、俺は昔から酒だけは受け付けない体質なんだ』


『えーっ!めちゃくちゃたくさん飲みそうなのに!』


『おいおい、とんだ誤解だな。今夜は直美の好きそうな物をいっぱい作ったから残さず食えよ』


『うん!政宗の作った料理が一番美味しいよ。ありがとう。今度また手伝わせてね!』


家康に視線を向けると目の前の料理が真っ赤になっているのが見えた。


『大変だ…、家康の所に行ってくるよ』


『ああ、一言言ってやれ』


次は家康の元へ向かった。

/ 596ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp