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イケメン戦国 安土城の居候

第20章 毛利元就


その後も元就と直美の会話は続いていた。


『あの、ちょっと聞いてもいいですか?』


『答えられるかどうかは内容次第だな』


(こうなったら聞き出せる事を全部聞いてみせる!)


『どうしてわざわざ越後や越中まで硝石と煙硝の買い付けに来たんですか?安芸から遠いのに』


『そんな事か。今、この国でまとまった量を生産しているのは越中の五箇山(ごかやま)しかないからな』


(あれ?五箇山って現代では確か合掌造りの家が並んだ集落だよね)


『あんなのどかな場所でそんな貴重な物を生産してるなんて信じられません』


『だろうな。集落で箝口令(かんこうれい)を出して秘密裏に生産してるから上杉も信長も知らないはずだ』
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