• テキストサイズ

イケメン戦国 安土城の居候

第19章 白鳥城


『佐助、何故余計な邪魔をする』


離れた場所まで来ると謙信が馬に乗ったまま佐助に詰め寄った。


『このままでは直美さんが傷つく可能性がありました。それに謙信様も珍しく楽しくなさそうに戦っていましたし。違いますか?』 

『……後で鍛練に付き合え』


(佐助の言う通りだ。危険を冒してまでも取り返そうとするとはますます気に入らん)


謙信の指示で3人は一旦、白鳥城へと戻った。


佐助は設備の確認をしてくると言って謙信の元を離れる。


『先ほども言ったが特別な部屋を用意してある。少し早いが戦が終わるまでそこで待っていろ』


そういえばそんな部屋があると言っていたのを思い出した。

その時はあまり気にしていなかったのだけど。


『ここですか?』


それは部屋というよりも、蔵の様な立派な建物に見えた。
/ 596ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp