• テキストサイズ

イケメン戦国 安土城の居候

第16章 増山城


『はい。でも内緒ですから言えません』

『じゃあまた囲碁で勝負しないとな。姫はどんな男が好きなのか知りたい』

『今日の会話の内容は私じゃなくて彼女の想い人の話ですよ。それと心理戦はもうやめてくださいね』 

『それは約束できないが覚えておこう』


動揺して初めて勝負に負けた夜を思い出す。

(あの時はなんとか上手く切り抜けたけど、いつどんな質問をされるかわからない。信玄様との囲碁勝負は気が抜けない。本当に気を付けよう)


引き続き城下町を目的もなくぶらぶら散策する。

一通り散策を楽しんだ後は甘いものと梅干しとお酒を購入し、暗くなる前に増山城に戻る事にした。
/ 596ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp