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イケメン戦国 安土城の居候

第14章 春日山


『じゃあ姫、また後でな』

信玄は手を上げ、ひらひらさせながらその場を去ってしまった。


景家に案内されて広間に行く。

慣れた手つきで入れてもらったお茶をいただいていると、景家から想像もつかなかった言葉が飛び出した。


『直美様、どうかこのまま謙信様の御正室になっていただけませんか』

『はい??』


あまりにも唐突すぎて頭の中が真っ白になる。

しばらく言葉が出てこなかった。
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