【イケメン戦国】『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭③~』
第8章 家康誕生祭~オフ会IN京都
「えぇー?!また遅れたの?!てかなんで私まで・・・」
話しに聞いたところ、昨日の軍議に遅れたことの小言を聞いていたが長いからと逃げて来たら、秀吉が「今日という今日は・・・!!」と血まなこになって探しているとのこと。
「お前、そう言えば名前なんていうんだ?」
「えっ?!あっそうだった!choco·la☆彡だよ!」
「はっ?なんだその名前。聞いたことも無いな!」
「あ、当たり前だよ・・・、というよりまだ走るの?」
「秀吉から逃げ切らないとあいつの小言聞かされて1日終わるぜ。」
安土城の廊下をひたすら走り、そんなに走り続けることは得意じゃないchoco·la☆彡は足が地についてないと感じるほどに無我夢中で走り続けていた。
「政宗・・・、はぁ、はぁ、ちょっと休憩させて・・・、じゃないと身体持たないから・・・、はぁー、はぁー」
「とりあえずここまでくれば秀吉も来ないだろう。」
息が切れているchoco·la☆彡と違い、余裕の政宗。
一旦台所に戻ることになり、そこで事の顛末を簡単に政宗に話した。
「へぇーお前も佐助と同じ時代から来たのか!しかも物書きとはな・・・!」
「ぷはぁー!」
政宗に出されたお茶を一気に飲み干し、どうにか呼吸を整えるとようやく続きを話し始めた。