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【イケメン戦国】『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭③~』

第5章 一月三十一日 宴 in安土城大広間


政宗「今回の料理も腕に寄りをかけて作ったんだからな。ありがたく食べろよ。」

「ん~政宗、この煮物凄く美味しい!味も染みてるし、野菜も柔らかくてほっぺた落ちそう!」

政宗「当たり前だろ?お前達とケーキ作ってる時から仕込んでたやつだからな。」

「えっ?じゃあの時に出汁で炊いてたのってこの煮物?」

政宗「あぁ、そうだ、あとが言ってたしちゅーと、唐揚げもあるぞ。」

「ほんとだぁ!!すごいね!政宗。」

政宗の作った煮物を口に入れて大層美味しそうに食べるの横顔を見て、家康もいつもはただ単に集まるだけの誕生日の宴が、幸せな気持ちで今年は出来、改めて愛するものが側にいることがここまで違うのかと実感していた。

「あっ、この茶碗蒸し、三成くんと一緒に取った卵で作ったやつ?」
三成「この茶碗蒸しあの時の卵で作ったのですか?」
政宗「あぁ、そうだ。あれだけの量を使うのも骨折れるんだぞ。」
佐助「素晴らしい!まさに現代と戦国時代のスペシャルコラボメニューだ!」
佐助が一人興奮して横文字を並べて言うと、武将達が不思議そうな顔をしていた。

「あぁ、えっと、現代と戦国時代の特別で繋がりのある献立って所かな。」

家康「まぁまぁ、このからあげも美味しいんじゃない。」

家康用にと唐揚げも七味たっぷりに下味つけたものが用意され、が発案したものだと政宗から聞かされるとボソッと呟いたり

佐助「家康さんさんを見ながら、幸せそうな顔をしていますね。」

三成「えぇ、家康様は大変様の事を大事にされてますからね。それにお優しいですから。」
佐助「良かったね・・・さん。」

佐助と三成でしんみり話し込んでいるといつの間にか三成のお膳には梅の花の形に型どられた人参が増えていた。
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