第4章 【一月三十日　午の刻～未の刻】～はじめてのおつかい♪～

｢あとは粉をいれてふんわり混ぜるだけだね｣

自分達で持ってきた粉二種類を混ぜて、笊越しに生地の中へといれていく。

｢えっと、粉をこうして笊越しに･･･あぁっ！｣


が1人で笊をもって粉を入れようとするも上手く笊が安定せずに四苦八苦してる様子を見て、家康がスっとの腕を掴んで･･･

家康｢俺が笊持ってるやるから、は粉をいれて。｣

｢っ･･･／／うん･･･ありがと･･･、｣


(いきなり家康が腕掴むからびっくりしたけど、こうやって手伝ってくれて嬉しいな･･･。料理する家康もかっこいいし･･･)



隣で見てた政宗が手を出そうかと思ったが、家康がさっと気付いて二人で共同でやる姿を見てあえて声はかけず、見守ることにした。






｢うん、キレイに出来たね！家康が手伝ってくれたからすぐに出来たね！｣


家康｢が1人でやるの見てられなかったから。｣

｢そんな事ないよ！手際良かったとおもうよ！？ねっ、政宗！｣



政宗｢まぁな、おっと、家康悪いが薪が足りなさそうだから撮取ってきてくれ。｣


家康｢なんで俺が･･･、政宗さんが行けばいいじゃないですか。｣


政宗｢俺はまだ仕込みがあって出れねーし、に持ってこさせる気か？｣


政宗は家康の肩にぽんと手を置き、笑を浮かべながら嫌と言わせない雰囲気になり･･･


家康｢わかりましたよ。そのくらい準備しておいてくださいよ･･･｣






ブツブツ言いながら家康はその場を後にし、薪を取りに行った。