【イケメン戦国】『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭③~』
第4章 【一月三十日 午の刻~未の刻】~はじめてのおつかい♪~
政宗「しかし、500年後の世界にはこんな便利なもんあるんだな!」
政宗は隣でが話して興味を持った信長が職人に作らせた泡立て器や、ケーキ専用に作ったそこが平らな鍋を見て関心していた。
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「信長様・・・、お願いがあるのですが・・・」
信長「なんだ、言ってみろ。」
「ケーキを作るのに泡立て器と、専用の鍋があると助かるのですが・・・。」
政宗「泡立て器?!なんだそれ、面白そうだな!」
ケーキの担当を任され、台所にあるものを確認し、どうしてもあった方がいいと思い信長に頼んでみた所、政宗もたまたま用事があり信長の元を尋ねた所との会話が聞こえ、入ってきた。
信長「分かった。その“泡立て器”とやらと、鍋どんなものか紙に描いておけ。職人にすぐ作らせておく。」
政宗「なんだか面白くなってきたな!尚更腕に寄りをかけて作ってやる!」
「ありがとうございます!信長様!政宗もよろしくお願いします!」
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こんな事があったとは知らない家康は滅多に来ない台所の道具を見て、『こんな物初めて見たし・・・』と言うくらいにしか思ってなかった。
政宗「なんだ家康、こいつに興味をもったか?」
家康「別に・・・、こんなの初めて見たと思っただけですよ。」
政宗「ならお前も混ぜてみろよ!たまには作る経験も将として大事だぞ!」
政宗がニヤリと笑を浮かべ、家康に泡立て器で生地を混ぜるように振ると、かなり嫌そうな顔を家康はするも、拒否権はなく、と交代して生地を混ぜる事になった。