【イケメン戦国】『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭③~』
第4章 【一月三十日 午の刻~未の刻】~はじめてのおつかい♪~
(ん?あれは秀吉さん・・・?なんで来てたんだろう?)
政宗「おぉ、ちゃんともってこれたか!えらいえらい!」
政宗はの、頭を撫でて髪の毛をくしゃくしゃにすると家康が眉間にしわ寄せ、ぼそっとつぶやいた。
家康「そうやって揶揄うのやめてくれません?」
家康「も子犬みたいに嬉しそうな顔しない。」
「別にそんなかおしてないもーん!」
政宗「なんだ?ヤキモチか?家康。」
家康「違いますよ・・・っ。」
政宗に突っ込まれて家康はそっぽ向くとが家康の顔を下から覗き込んだ。
「家康・・・?ヤキモチ焼いてくれたの?」
家康「違うって言ってるでしょ・・・早く始めないと何じゃないの?」
に顔をのぞき込まれ視線を合わせようとしない家康。その二人のやり取りをすぐ目の前で見ていた政宗は面白がっていた。
政宗「家康でもヤキモチ焼くんだなー。にぞっこんだな。まぁいい、始めるか?」
「うん!政宗よろしくね!」
家康「張り切りすぎて怪我とかしないでよ。」
「大丈夫だよ!ケーキとかお菓子作りとかは子どもの、頃からやってたんだから!」
(家康の為に飛びっきりのケーキ作らないとね!)
着ていた着物の袖を紐で邪魔にならないようにまとめ、始めようとすると・・・