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【イケメン戦国】プレゼントを探せ!〜徳川家康誕生祭⑤〜

第11章 【あとがき】




澄んだ空の下。
石碑前で五人が、わちゃわちゃと騒いでいると……


「お待たせしました」


「皆んなの武将さま、家康さま、素敵で萌えで燃えてーっ!!」


「こほんっ!お待たせしました」


年賀状、メールを送り付けてきた佐助くんが音もなく登場したかと思えば、眼鏡をクッと押して咳払いを一つ。


「皆さん、お揃いですね。では、こちらへ付いてきてください」


挨拶をそこそこにして、背を向けスタスタと脚を動かして歩いていく。私達は顔を見合わせ言われるまま、大人しく佐助くんのあとを付いていった。

着いた先は、本能寺跡地すぐ近くのお洒落なカフェ。佐助は木製のドアに手をかけ、ドアを引き、私達に店内に入るよう促す。


店内に足を入れた瞬間。そこは温かみのある和に包まれた空間が広がり、どの席も畳になっていて、クッション、座椅子などがあり、ゆったり過ごせそうな雰囲気漂っていた。

佐助くんは予約していることを、着物の上に白いフリフリのエプロンをした店員さんに告げる。


「どうぞ、チーム苺まるけ様、こちらでございます」


予約席へと案内してくれた。



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