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DEATHNOTE 短編集

第1章 幼き日に


夜の帳が掛け降りた頃、子どもたちの寝息が冷たい空気に浸透している

寝息が漏れているもとを辿っていくと、1軒の養護施設へたどり着いた

イギリスのウィンチェスターにあるワイミーズ・ハウス

とある発明家が世界的探偵の後継者を育てるべく創設した養護施設だ

「………ん…」

その子どもの中の一人である少女、ソフィアが目を覚ました

ぼんやりとした視界の中見えるのは、滔々とした闇

まだ眠りから覚めるには早すぎる…

再び閉じられようとした彼女の瞼は、布団から侵入した冷気によって遮られた

自分の布団が何者かによって捲られたのだと、彼女が気づくのにそう時間はかからなかった

「誰…?」

訝しげな声を漏らしながら、暗闇に目を凝らす

暗闇が薄れていく中で、見えたのは見覚えのある顔立ちとシルエット

綺麗なボブヘア、特徴のある三白眼、通った鼻筋、整った唇、華奢な輪郭、線の細い身体…

影の正体を解したソフィアは、その人物に声をかける
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