第1章 幼き日に
「なあ、ソフィア」
「あ?何よ」
不意に話しかけられた私は、メロの返事の二番煎じをする
「…今度は俺の真似かよ」
「へへん、さっきの腹いせだよー。どうどう?似てた?」
してやったり、という顔をする私に
「俺の真似に力を入れるよりも、ガキの頃で止まった自分の精神年齢を鍛えるのに力を入れるほうがいい思うがな」
と、言葉を放った
「えぇー。ひどいなぁ。これでも今年で二十歳になるんだよ」
大人になったでしょ!と得意げに話す私にメロは「ガキくせ」と呆れたように言った
「もぅ、その口はぁ!」
ソファに腰掛けるメロにつかつか、と歩み寄ると、メロの顎を捉え、自分の唇を重ねる
メロの並びのいい歯列をなぞると、名残惜しげに唇を話した
「何すんだよ」
「悪いお口だから、塞いだまでよ」
メロの唇を指でなぞる
と、急にぐい、っと腕を引き寄せられた