第4章 仕事探し
…しばらく歩いていると複数の歩く音が。
ジェード達かな?
ユーク「あら?シェルパナじゃない?」
ジェード「ほんとだ、おーい!迷ったのか?」
やっぱり!よかった会えて…
「ジェードさ…ジェード達を探してたんです!今日フォスとアメシストはどこで見回りをしてますか?」
ジェード「あれ、剣を持ってるじゃないか、お前硬度低いんじゃなかったのか?」
「あっ、えっと、ルチル曰くフォスの足と似た様な感じで5〜6くらいの硬度らしいです!戦いたくて!海にも行きたいし!」
ユーク「あらあら、元気いいわねぇ、でも戦闘は危険を伴うからおすすめはしないわよ?」
「それは先生からも言われました!でも月人は僕の故郷の家族の敵でもありますから!許可いただきました!」
ジェード「それならまぁいいだろう、アメシスト達はルチルの医務室の外の周辺に居るはずだ。」
ユーク「私達もついて行ってあげたいけど…仕事がまだ残ってるの、ごめんなさいね、気をつけて。黒点が見えたら真っ先に学校に戻って誰かに報告してね?」
「は、はい!行ってきます!」
ユーク「まぁ今日は薄っすらと曇ってるし、この前月人が来たばかりだから来る可能性は少ないわ。あまり不安にならなくても大丈夫よ」
ジェード「そうだな、気をつけるに越したことはないが、緊張や不安がる必要はないぞ」
…優しい、僕が緊張してるのもきだと伝わってるんだ。
「ありがとうございます!じゃあ、行ってきます!」
ジェード「あ!そうだ、太陽が上に登る頃が1番月人が出やすいからそれだけは気をつけとけ!」
「えっ、あ!はい!ありがとうございます!」
ユーク「じゃあね〜、暗くなる前に戻って来るのよ?」
「はーい!」
議長って多分ジェードの方だなぁ、しっかりしてる感じ、ユークレースも優しいし、安心できたなぁ。
よし、じゃあルチルの医務室の所から外に出てみよう。
ルチルにも行って来ること伝えなきゃだし!