第4章 仕事探し
…っあ!やっぱりフォスだ!
しばらく歩くとフォスっぽい光がしゃがんでるのが見える。
「フォス〜!」
フォス「あれ?シェルパナじゃん?どったの?」
「僕ね、結局ルチルの検査受けたんだ、そしたら戦えるくらいの硬さだから戦闘も海もいいって先生が!」
フォス「え〜〜!まじぃ? まぁ僕が海行った時も割れるかもとか言われたしまぁよかったね〜、僕としては微妙な心境だけど!3歳くん」
「うっ…、でも脚は僕と同じような感じなんでしょ?」
フォス「そーだよー、めっちゃ速いんだから!」
「そうだ、アメシストはどこに…?」
フォス「そっちで白粉の実とったりしてるよ、僕もう疲れた〜〜」
「そ、そっか、じゃあアメシストに会いに行ってみるよ、剣習ってこいって言われたんだ。」
フォス「僕と同じじゃん!じゃあ僕の代わりによろしく〜☆」
…フォスってなんか…300年も仕事してないっていうのもわかる気がするなぁ…悪いけど…笑
あそこの2人の双子のような人がアメシスト?
「あのっ、シェルパナです!硬度が5〜6くらいだそうで、剣を習いに来ました!よろしくお願いします!」
アメ「おわ〜、こないだの新人ちゃんだぁ〜」
「剣の練習するんだね〜、いいよ〜」
2人ともおっとりとした話し方だ。三つ編みが可愛い。
でもどっちがどっちか…
「あの…2人ともアメシストですよね…?」
2人が顔を合わせる。
そして、なんと、吸収し合うように1人へと戻ってしまった。
そして、今度はするり、とまたもう1人のアメシストが出てくる。 なんだこれ…?!
アメ「「僕らは双晶アメシスト、2人で1人なんだ」」
84「僕はアメシストエィティ・フォー」
33「僕はアメシストサーティ・スリー」
ゴツンッッッ
「「よろしくね、シェルパナ」」
ちょっとゾッとする音だ。双晶って、双子みたいなものなのかな?だから素手で触れるのかな?
「あっ…よ、よろしくお願いします!エィティ・フォー、サーティ・スリー」
33「敬語じゃなくていいんだよ〜」
84「そうそう、リラックスして〜」
「は…はい…」
84「剣は持ってるね〜、どこから練習したい?」
「えっ、あの、したことないので最初から…」
33「あっ、そっかぁ、ここに来たのもこの前だしわかんないよね〜」
これから、剣の練習が、はじまる。