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イケメン戦国『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭~①』

第7章 プレゼントを探せ!~最高の贈り物~ ※R18


陽菜を存分に愛したあと、かなり無理をさせたから、陽菜はすぐに眠りについた。


俺もかなり身体は怠いが、やるべきことをやってから眠りにつこうと、宴のときに着ていた晴れ着を手にとり、信長様から貰った手紙を探す。


「(……あった…)」


手紙を見つけると、すぐに陽菜の横に座り、陽菜の頭を一撫でしてから、手紙を広げる。


仕事関係以外では、初めてもらうだろう信長様からの手紙。
一言一句洩らさずに、目を通す。






「(……ったく…わかってますよ………)」


読みきったあと、心のなかで、手紙に対する返事を、悪態つきながら言う。
だけど、悪態をつきながらも、丁寧に手紙を畳んでいる自分。それだけ、信長様の手紙は、俺と陽菜のことを気にかけてくれているものだった。

信長様から貰った、五つ紋付羽織袴が仕舞われている、たとう紙の上に手紙を置くと、俺は陽菜から貰った足袋を手に取る。


「(……確かに、そこまで派手じゃない)」


足袋を貰って驚いていたから、どんなものなのかを、しっかり見れていなかった。

五足入っているが、どれも派手じゃなく、品のあるものばかり。
一つ一つ、手にとり見ていき、最後の一足をとると……



手紙が一通入っていた。



「(……陽菜から…だよな)」



手紙をとり、足袋を風呂敷の上に置いて、綺麗に畳まれている手紙を、丁寧に広げる。

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