イケメン戦国『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭~①』
第7章 プレゼントを探せ!~最高の贈り物~ ※R18
『私の身体を好きにして』
………………え…
「っ……ええぇぇーーーーー!!!!!!?」
家康から、足袋を贈る意味を教えてもらって、私は思わず叫ぶ。
「………ちょ…うるさ…」
「わ、私っ、そんなつもりで、おっ、贈ったわけじゃっ…!!///」
間近の叫び声に、耳がキーンとしたのか、家康は手で耳を塞ぎ、私は意味を知って、とてつもなく恥ずかしくなって、真っ赤な顔で違うと必死に説明する。
「陽菜の様子見てたら、深い意味で贈ったわけじゃないのはわかってたよ。だけど、俺以外に足袋なんて贈らないでよね。」
「ぜっ、絶対に贈りませんっ!!///」
真っ赤な顔で、ブンブンと勢いよく頷く。
「(知らずに贈ったとはいえ、すごい恥ずかしい!///)」
『穴があったら入りたい』
まさに、こういう状況のときにピッタリな言葉……。
「……にしても、『贈り物』の陽菜から、足袋を使って、好きにしてって言われると思わなかったよ。本当に『最高の贈り物』を頂いたよ。」
「っ…!!!///」
家康が意地悪い顔で、言った言葉。
その言葉に、私はさっきの営みを思いだして、身体は火照り、顔は真っ赤っかで……口をワナワナ震わせている。
「真っ赤になって………もしかして、さっきの、思い出した?」
「……っ…!!!?///」
ボンっ!と煙が出るぐらい、赤く熱くなった顔。それを見て、家康はさらに意地悪い顔をして
「なら………さっきみたいに……しようか…?もう一回……」
私の唇を指でなぞりながら、意地悪く聞いてきた。
「なっ…!///……んんっ!」
私の返事を聞く前に、家康が私の唇を塞いで、すぐに深い口づけをして、私の思考と身体を溶かしはじめる。
「……はぁ…ん…………あ……っ……」
「…陽菜……はっ……くっ………」
「…んっ……ぁん……いえ、や……すっ…!……はぁ…はっ………」
家康の身体全身で、さっきみたいに、たっぷりと家康に愛され、心も身体も、溶かされた。
「(家康……お誕生日…おめでとう)」
そして、溶けきる前に、心のなかで、お祝いの言葉を伝えた。